2017年Life with movies編集部が独断と偏見で選ぶおススメ映画ランキングです。
※旧作映画は除く。洋画邦画は問いません。
1位 君の膵臓をたべたい
浜辺美波の演技と作品の切ないストーリーがシンクロし、感動を呼び起こした作品。特に、ヒロインの浜辺美波が素晴らしく、筆者もふたたび映画館へ足を運びました。
2017年は、俳優の皆さんの演技力が光る作品が多い年でしたが、その中でも、彼女の演技がひときわ輝いていた。
1位 勝手にふるえてろ
おい、1位は1作だけだろうと言われるかもしれませんが、甲乙つけられませんでした。
12月までは、『君の膵臓をたべたい』がトップだったのですが、松岡茉優の演技が待ったをかけました。
リアルと妄想をボーダレスに進んでいくヒロインの感情を松岡茉優が見事に演じきっている作品。観ている間は、主人公に心奪われ、応援したくなる。そんな気持ちにさせてくれる傑作ラブコメディ。監督の演出も光る作品で必見です。
『勝手にふるえてろ』【感想・レビュー】
3位 ユリゴコロ
2017年は、女優がアツイ年でした。吉高由里子の演技に引きずり込まれ、恐怖し、しかし、目を離すことができない。回想シーンの吉高由里子が艶めかしく、恐ろしい。
PG-12なので、子供以外でも心を強く持って、観てください。
4位 ブレードランナー 2049
スターウォーズが公開された2017年ですが、SF作品としては、こちらの方が上。予告編がハリソンフォード押しで制作されていたため、誤解されている方も多いが、レプリカントのヒューマンドラマです。終盤は、泣けます。
5位 gifted/ギフテッド
子供を持つ親の人は必ず観てください。それ以外の人も観てください。
メアリーを演じたマッケナ・グレイスは天才子役です。将来は『レオン』から一流女流へ階段を駆け上がったナタリー・ポートマンのようになるのではないでしょうか。彼女の演技を観るためだけに劇場に行っても、損はありません。
総評
テレビ局に力が弱り、純粋に映画として、脚本、監督、俳優ほかの優れた作品が供給されはじめ、映画ファンにとっては、すてきな1年となりました。ただし、単館系の映画館が減った影響か、大手配給会社のついていない作品と出会える機会が少し減った気がします。映画館に足を運ぶ人、話題にする人が増え、多彩な映画に、多様性のある映画に出会えるようになって欲しいと思います。
追記
特に書く意味すらないのですが、ワースト1位映画は『鋼の錬金術師』です。なぜ、東京国際映画祭2017のオープニングにこの作品を選んだのか。そのあたりに映画界の闇がありそうです。
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