『カンフー・ヨガ』【感想・レビュー】-Life with movies

『カンフー・ヨガ』

スタッフ

監督スタンリー・トン
製作総指揮チー・ジェンホン、ジャッキー・チェン

キャスト

ジャッキー・チェン:ジャック
アーリフ・リー:ジョーンズ
レイ:シャオグァン
ソーヌー・スード:ランドル
ディシャ・パタニ:アスミタ
エリック・ツァン:ジャングオ

あらすじ

失われた財宝をめぐる1400年の謎がよみがえる時、究極の冒険がはじまる！
古代、天竺（インド）と唐（中国）の間に起きた争乱の末、伝説の秘宝が消えた。
時は現代。考古学者ジャックは秘宝を探すため、同じく考古学者にしてヨガの達人であるインド人美女・アミスタらとともに旅に出る。まずは秘宝へと導く“シヴァの目”を探さねばならない。手がかりはたった1枚の古い地図。しかし、謎の一味が秘宝を奪おうと迫る。そして、長い歴史のヴェールにつつまれた伝説が人類の前に再びその姿を現そうとしているのだった…。（公式HPより）

ストーリーより前に

ジャッキー・チェンは、ファンを楽しませるのがうまい。カンフー、アクション、コメディなどファンが楽しんでくれると思われるものは、なんでも入れる。ストーリーが少しおかしくても、インディジョーンズじゃなくても、へっちゃら。むしろ、インディージョーンズのパロディを入れて楽しませてくれる。

カーチェイスもアクションも本気

しかし、画づくりに手は抜いていません。というか、カーチェイスが豪華という言葉を通り越している。ランボルギーニ、アストンマーチン、フェラーリ、ベントレーやマクラーレンなどの超レアで世界屈指の高級車たちが大暴走。実は、このシーンの撮影にはドバイ王室が全面協力。実際に現場で、1億7000万円の車が壊れたが、翌日には、新車がさらに届いていたというからすごい。ＣＧではなく、本物の高級車の壊れっぷりが痛快。
もちろん、ジャッキー映画のアクションは、いつも本気です。作品中にジャッキーと共演するライオンも本物。でも、ジャッキーはライオンともお友達です。

脇役に名優も

香港映画ファンは、ちょい役でエリック・ツァンが出てくるのも楽しい。おい、なにしてんだよってぐらいの端役なんだけど、ジャッキー映画は、名優も楽しんでしまう魅力があるのかも。

作品全体として

細かいことは抜きにして、と言いたくなるぐらいジャッキーの魅力満載の映画。難しいサスペンスやＳＦが並ぶ映画のラインナップにこの映画が上映されていることに安心する。なにも考えずに、ジャッキーを楽しみましょう！

『カンフー・ヨガ』公式サイト
http://kungfuyoga.jp/

『カンフー・ヨガ』【感想・レビュー】