『ワンライン 5人の詐欺師たち』【感想・レビュー】

2018年1月20日土曜日

review

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(C)2017 NEXT ENTERTAINMENT WORLD, MIIN PICTURES & KWAK PICTURES. 

スタッフ staff

監督・脚本:ヤン・ギョンモ

出演 Cast

イム・シワン:ミンジェ
チン・グ:チャン課長
イ・ドンフィ
パク・ビョンウン:パク室長
キム・ソニョン

あらすじ

最後に笑うのは誰だ!?貧しくも一見平凡な大学生のミンジェは、あらゆる経歴を偽って銀行からカネを借りる銀行ローン詐欺業界の伝説詐欺師チャン課長に出会い、才能を見出され瞬く間に業界の新星となる。頭脳正規なミンジェは少年のようにピュアな容姿を武器に、手がけた仕事をことごとく成功させていく。そんな中、チャン課長の長年のパートナーで野心家のパク室長はミンジェの活躍を快く思わず、チームは次第に亀裂が入り…。(公式HPより)

良くも悪くも

『ミセン~未生~』で演技力を開花させたイム・シワンの演技を楽しむ作品。作品の中のキャラクターが少し軽い印象を感じてしまいますが、逆に韓国の若者を爽やかに演じているともいえる。

オーシャンズシリーズと比べられる

脚本は、近年の類似作品としてのオーシャンズシリーズに比べると見劣りしてしまう。クライマックスのどんでん返しも爽快感が足りず、一気にオチに持っていく勢いにかける。

詐欺してなくない?5人以上いませんか?

まず、詐欺に関係する主要人物が5人以上いる。これは、邦題をつけた時の配給会社のミスなんじゃないかと思う。詐欺を仕掛ける側が6人いる。そして、登場人物たちは前半詐欺をしていない。保険を借りたい(詐欺をしたい人)に協力して、手数料を抜いているだけなので、詐欺師としての技術を披露することがほとんどないので、観るべき部分が少ない。

作品全体として

残念ながら、イム・シワン映画の域を出ない作品。彼のファンだけは、楽しめるでしょう。脚本の力が及ばなかったことで、キャストを無駄にしてしまった。残念。別の作品で、各俳優の活躍を期待する。

『ワンライン 5人の詐欺師たち』公式サイト

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