『グレート・アドベンチャー』【感想・レビュー】
スタッフ
製作・監督・脚本:スティーブン・フォン製作:アンディ・ラウ
脚本:ロウ・イーファイ
キャスト
アンディ・ラウ(Andy Lau):ダン(Zhang Dan)スー・チー(Qi Shu):レッド(Red Ye)
ジャン・レノ(Jean Reno):ピエール(Pierre)
チャン・ジンチュー(Jingchu Zhang):アンバー(Amber Li)
トニー・ヤン(Tony Yo-ning Yang):ポー(Po Chen)
エリック・ツァン(Eric Tsang):コング(King Kong)
あらすじ
国宝級のお宝ばかり狙う世界的な怪盗ダンは5年前、3つのピースで構成される首飾り“ガイア”の一部分“森の瞳”をルーブル美術館から盗み出すが、その直後に襲われて宝を奪われ、そのうえ警察の手に落ちてしまった。刑期を終え、愛する人のために泥棒家業から足を洗うことを決意したダンだったが、5年前に自分を陥れた人間を探し出すべくルーブル美術館での最後の大仕事へと着手する。相棒ポーと、新たに加わった紅一点レッドとともに、最新テクノロジーを駆使しながらターゲットを狙う。フランス人刑事のピエールの追手が迫るなか、ダンは、宝を手にすることが出来のか!?(新宿武蔵野館HPより)
大スターの共演ですが
『インファナル・アフェア』『LOVERS』のアンディ・ラウと『レオン』のジャン・レノという2大スター共演作品で、中国映画ですがオールヨーロッパ撮影で、映画祭でも有名なカンヌ等大規模なロケが敢行されている。ただ、キャストが大スターにしては、脚本が単調で展開が読めてしまうことと、アクションシーンもキレがなく、全体的におとなしい作品。スー・チーという女優
『ゴージャス』といった香港映画だけでなく『トランスポーター』など世界的に活躍しているスー・チーですが、あまり日本での知名度が上がりませんが、恋愛映画もアクション映画もこなす、ベテラン女優です。『クローサー』で魅せたアクションシーンが懐かしい。すべてを描くことは、すべてを描けないということか
アクションも恋愛も名優アンディ・ラウを使ってみせようとするのはわかるが、それもが中途半端となってしまい、もったいない。何かに特化した映画に出演した方が、アンディ・ラウの演技力が活きるのではないのだろうか。作品全体として
恋愛・アクションとなんでも演じる名優アンディ・ラウに対して、作品はいろんなことをやろうとして、中途半端な器用貧乏な結果となってしまっている作品。別の作品でアンディに会いたい。
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