ええじゃないか とよはし映画祭 2018 1日目 その1
昨年からスタートした『ええじゃないか とよはし映画祭』も今年も2回目。2018年3月2日~4日の3日間の日程で開催されています。豊橋市ゆかりの園子温監督をディレクターに、豊橋市出身の松井玲奈をアンバサダーに迎え、映画の街として盛り上げようという取組みのひとつとして、展開されています。上映される作品は、豊橋市や愛知県ゆかりの作品を上映しているので、毎年ロケ地となった映画が公開されたり、ゆかりの監督や俳優が活躍されていることを意味しています。オープニングセレモニーには、園子温監督、松井玲奈を初め、オープニング作品『東京ヴァンパイアホテル 映画版』出演の夏帆、満島真之介、冨手麻妙、神楽坂恵らが出席した。園子温監督は、「市長との悪ノリから始めた映画祭だが、大きな映画祭にして、全国へ、世界へ伝わるものにしたい」、松井玲奈は「今年は昨年とは違う作品が上映される。この映画祭を通じて、豊橋の街を楽しんで欲しい」と地元愛に溢れる挨拶をした。
オープニング作品『東京ヴァンパイアホテル 映画版』の舞台挨拶では、園監督は「この作品を次回劇場で観られるのは10年後かもしれない」とジョークを交えつつ、「過去の名作『ワイルドパンチ』や『ゴット・ファーザー』シリーズなどを観た方にとってはノスタルジックな、知らない若い人には刺激的な作品となっている」と話すと、満島は「10年前は、『ちゃんと伝える』という作品を手伝っていた。当時はフィルムコミッションもなく、よく商工会議所へ出入りしていた。そのあとPLATのこけら落としに参加したり、俳優デビューしたあとは何度も撮影で足を運んでいる。次回出演作も豊橋市で撮影している」と自信と豊橋市との関わりを話した。
夏帆は、「『東京ヴァンパイアホテル 映画版』の重要なシーンを豊橋で撮影している。また『みんなエスパーだよ!』の撮影の時には、1か月半ほど豊橋に滞在した」と豊橋市とのゆかりを語った。冨手は、「『東京ヴァンパイアホテル 映画版』は、東京フィルメックスで上映されたが、映画館で上映されるのは、今回が初めて。4月上映の『クソ野郎と美しき世界』も豊橋で撮影したので、来年もぜひ映画祭へ参加したい」と第1回から参加している想いを語った。満島は、「撮影当時、歌舞伎町の街をセットを建てて、再現していたが、新しい店が出来たと勘違いして入ってくるお客さんがいた」と当時のエピソードを語った。園監督は、「銃撃戦が出来る撮影場所を探していたが、全国探しても見つからなかったが、豊橋市が探してくれた。フィルムコミッションとして、ハリウッド作品の撮影を誘致して、国際映画祭にしたい」と監督らしく語った。
「ええじゃないか とよはし映画祭2018」
http://etff.jp/
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