東京国際映画祭とは
第34回を迎える東京国際映画祭(以下 TIFF)は、日本で唯一の国際映画製作者連盟※公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生し、アジア最大級の国際映画祭として、東京(日比谷・銀座・有楽町)を舞台に、世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場である。
※国際映画製作者連盟(http://www.fiapf.org/default.asp):世界の映画産業、国際映画祭の諸問題を改善し、検討する国際機関。パリに本部を置き、世界27か国・34の映画製作者団体(2020年10月現在)が加盟している
東京国際映画祭 VISION(2021 新規)公式ホームページより抜粋
東京国際映画祭は今年からメイン会場を六本木から日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行い、大きくギヤチェンジしていきます。1年半以上に及ぶ新型コロナウイルス禍は映画業界にも大きな影響を与えていますが、今年も東京国際映画祭は以下の目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施していく予定です。1.コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく2.国際映画祭として「国際」色を高めていく3.男女平等、環境保全などSDGs へ積極的に取り組んでいく上記目的をふまえつつ、今年は大きなテーマの1つとして「越境」というコンセプトを掲げます。コロナによるコミュニケーションの断絶、男女差別、経済格差、国際紛争、色々なボーダーが世界にはあるかと思いますが、そういったものを乗り越えて、さらにその先にある映画の姿を観て頂きたいという思いを持って開催に臨もうと思っています。風を切って未来に向かっていく映画の姿を東京国際映画祭でご覧頂ければと思います。
公式サイト
受賞結果
東京グランプリ:『ヴェラは海の夢を見る』(カルトリナ・クラスニチ監督)
審査委員特別賞:『市民』(テオドラ・アナ・ミハイ監督)
最優秀監督賞:ダルジャン・オミルバエフ監督『ある詩人』
最優秀女優賞:フリア・チャベス『もうひとりのトム』
最優秀男優賞:アミル・アガエイ、ファティヒ・アル、バルシュ・ユルドゥズ、オヌル・ブルドゥ『四つの壁』
最優秀芸術貢献賞:『クレーン・ランタン』(ヒラル・バイダロフ監督)
観客賞:『ちょっと思い出しただけ』(松居大悟監督)
(アジアの未来部門)作品賞:『世界、北半球』(ホセイン・テヘラニ監督)
取材スケジュール及び記事
「Life with movies」は、東京国際映画祭会期中、コンペティション作品を中心にその作品群の魅力を伝えると共に、Q&A(トークサロン)の様子もあわせて、お伝えします。
会場の様子など、速報はTwitter(https://twitter.com/with_movies)アカウントより最新の情報をお伝えします。
1日目(10月30日(土曜))
・『牛』ユース
2日目(10月31日(日曜))
『ザ・ドーター』コンペティション PI
『カリフォルニエ』コンペティション PI
『カリフォルニエ』コンペティション PI
『ある詩人』コンペティション PI
『もうひとりのトム』コンペティション PI
3日目(11月1日(月曜))
『アリサカ』コンペティション
『Hand of God -神の手が触れた日-』ガラセレクション
4日目(11月2日(火曜))
『リンボ』ガラセレクション
『四つの壁』コンペティション
『Raging Fire(英題)』ガラセレクション
5日目(11月3日(水曜))
『アメリカン・ガール』アジアの未来 PI
『オマージュ』コンペティション PI
6日目(11月4日(木曜))
『ブローカーたち』アジアの未来 PI
『最初の花の香り』TIFFシリーズ PI
『箱』ワールドフォーカス PI
7日目(11月5日(金曜))
『異郷の来客』アジアの未来 PI
『もろい絆』アジアの未来 PI
『一人と四人』コンペティション PI
『ザクロが遠吠えする頃』アジアの未来
8日目(11月6日(土曜))
『リベルタード』ワールドフォーカス PI
9日目(11月7日(日曜))
『クレーン・ランタン』コンペティション PI
※PI上映は、Press、関係者等向け上映
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